青年海外協力隊として、ミクロネシアのヤップ島に派遣中社員の日記。
インフォニック、ヤップ支社長を僭称しつつ活動中。

※僭称:勝手に身分を越えて上の称号を自称すること(広辞苑より)

公開日:2009.08.18

ヤップの面白い掛け声

「アイ」

先週、ステイ先で肉じゃがを作りました。

ヤップにはバラ肉は売ってないので、骨付きの豚肉を使い、さやえんどうも売ってないので、
ヤップ独特のものすごく長いえんどう豆を使いました。これまで、数々の料理を作り、 概ね不評をこうむってきましたが、今回は好評でした。

ヤップの人は、ジャガイモもニンジンもあまり食べないので不安でしたが、「うまい。うまい。いいスープだ」と言って食べてくれました。どうやら、ちょっと具の多いスープだと思っているみたいです。単純に水を入れすぎただけなんやけど‥‥まあ、怪我の功名ということで。

ところで、ヤップには、面白くて可愛い、掛け声というか擬音が沢山、存在します。
ヤップに来た頃は、ものすごく違和感がありましたが7ヶ月経って、すっかり馴染んでしまいました。
今回は、それらのいくつかを紹介しようと思います。


先日、ウミガメを再び解体・料理するのに立会いました。今回は少し手伝いました。

ヤップの人は、驚いた時や意外な時や失敗した時、「アイ!」って言います。 何か忘れ物に気づいた瞬間に「アイ!」、何か失敗に気づいた瞬間に「アイ!」、物を落っことした瞬間に「アイ!」、誰かが転ぶの目撃して「アイ!」、小さい子のいたずらを目撃して「アイ!」、、、日本語で「あ!」とか「うわ!」とかに相当するでしょうか。

僕も、ヤップに来た当初、面白がって真似してたら、心底うつってしまいました。
最近は雨季で、ステイ先の山道がつるつるで、こけそうになるたびに「アイアイ」言ってます。
日本に戻ってからもしばらく残る気がします。

「コシ」「チュレ」

犬を追っ払うときのかけ声。
いずれ詳しく書かせていただくかも知れませんが、ヤップには沢山の犬がいて、大抵の家庭に一匹か二匹、居るのですが、ヤップの人はこの犬たちをあまり大切に扱いません。むしろ疎ましく思っているようです。

ですので、例えば犬が足元にやってきたら、「コシ!」と言って追っ払います。あんまり迫力は感じないけど、大抵の犬はこの言葉を投げられると、何故かすごすご去ってゆきます。「コシ!」って言っても犬が去らない 場合は「チュレ!」って言います。

それでも去らない犬には、物が投げつけられます。さすがにキャン、キャン、鳴きながら走り去ってゆきます。ニワトリにあげた餌に犬が寄ってきた時や、犬がゴミ箱を漁っている時も同様です。「コシ!」「チュレ!」って。

一度、おばあちゃんが入ってるのを知らずに、トイレのドアを開けようとしたら「コシ!」って言われました。
すごすご去ってゆく犬の気持ちがちょっと分かりました。


ステイ先で飼ってるっていうか、勝手に居ついている犬です。
僕が朝、職場へ出かける時、必ずついて来ます。その時の写真。

「ウー」

ヤップの人は誰かに名前を呼ばれると裏声で「ウー」って答える。
例えば、カスティくんがおばあちゃんに「カスティ」って呼ばれたら、裏声で「ウー」って答えます。子供とか、女性が裏声で「ウー」って答えるとすごい可愛いんやけど、ごっついおっちゃんも裏声で「ウー」って言う。ええおっさんが小さい子の口真似をしたような印象で、この島へ来た頃はぎょっとした。僕も「タカシ」って呼ばれて、裏声で「ウー」って答えたことがあるけど、爆笑された。
それ以来、真似しない。

「プー」「ピー」

「プー」はおならのこと。
「ピー」はおしっこのこと。「プー」は、そのままやんけって思いますが、「ピー」は全く想像できません。一度、カスティくんと散歩してて、「ちょっと待ってて。ピーしてくる」って言われて、何のことやらさっぱり分からず、ついて行こうしたことがありました。カスティくん、めっちゃ困ってた。

知らんとはいえ、悪いことした。

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