公開日:2009.06.04
ヤップの親と子
近況
風邪ひいて、遅れました。ごめんなさい。
鼻水がすごくて、ステイ先でも職場でもグズグズいってました。
今の日本だと隔離されるところでしょうか?
近況を少し。
職場は現在、ネットワークのセキュリティの向上やインターネット使用の制限などに取り組んでいます。現状、100台近いPCでネットワークを構成していながら、ファイアウォールの役割を果たす機器が貧弱です。また、こっちの人は残念ながら公私の区別の意識が低く、勤務時間中のゲームの使用や私的なインターネットの使用が絶えません。たった256Kの回線を皆で分け合ってる状態なので、使用を制限せざるを得ないなっていう話になりました。
日本やと、ファイアウォール機器の選定、コンテンツアクセス管理ソフトの選定とかになるのかも知れませんが、こっちはお金がありません。ウィルスソフトの更新だけでいっぱいいっぱいの状態です。なので、お金のかからない範疇でできる限りという条件つきです。ネットワーク初級にはなかなかの難問です。
ステイ先は、先週からユージンさんのお母さん、つまり、おばあちゃん一家がグアムから帰郷されました。おばあちゃんと娘さんと孫3人(2才~4才の姉妹)です。元々6人の子供がいて、更に3人追加、更に近所の子供も加わって、仕事から戻ると庭に十数 人の子供が入り乱れてることもあって唖然となります。
幼稚園?って。

幼稚園の様子。ぶれぶれです。すいません。
よく働く子供たち
僕のステイ先の6人兄妹は5才~14才ですから、更に小さい子供が3人加わって、親はさぞ大変だろうって思うかも知れませんが、そうでもありません。上の子供たちが下の子供たちの面倒をみるからです。
遊びの相手はもちろん、ご飯を食べさせたり、シャワーに入れたり。
これに限らず、ヤップの子供たちは実によく働きます。
庭の掃除、洗濯、豚への餌やり、高い木に登ってココナッツ取り、親のためのビードルナッツ取り、ココナッツの皮むき、食器洗い、タカシの世話‥‥数え上げれば切りがありません。
5才の子は5才なりに働きます。ただし、自主的にというわけではなく、基本的に親が指示、っていうか命令します。「タミ、洗濯物取り込め」「ルイーシャは庭の掃除」「カスティ、蚊取り線香セットしろ」「ライン、水持ってこい」といった具合に、実に手際よく。分け隔てなく。
そして、子供たちがその指示に反抗したりするところを見たことがありません。
あり得ないようです。

ユージンさんの指示で、ステイ先の前の道路を補修している。なかなかの重労働です。
ヤップの親と子
ヤップでは、親はある程度の年になった子供(多分7,8才)の世話を焼かなくなります。
食事はもちろん母親が作りますが、あとは勝手に食べなさいって感じで、子供たちが自分で皿によそい、食べ終わったら各自で片付けます。
軽い怪我や風邪でも、時に薬は作ってくれますが、あとは放ったらかしです
(もちろん、ひどい怪我や病気のときは違うでしょうが)。
親が子供と遊ぶという光景も見たことがありません。でも何故か薄情な印象は全く受けません。
彼らを見てると「子供って勝手に育つんやな」って感心してしまいます。
親が公園にもついて行かなあかん日本とは対照的やなって。
だから、ヤップの方がええんやとは一概には言えませんが。
